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Pipeline
NVA237
QVA147
SOH-075
AD 923
AD 337
NVA237
当社子会社のSosei R&D Ltd.はNVA237に含まれるムスカリン拮抗作用を持つ活性成分を慢性閉塞性肺疾患(COPD)の長時間作用型の気管支拡張剤として開発すべく、ベクチュラ社(Vectura Group plc、英国)と共同開発契約を締結いたしました。NVA237はベクチュラ社独自のPowderHale®吸入技術により、肺への薬剤送達を最適化しています。NVA237は吸入投与により肺のM3受容体に対して動的な選択性を示し、有効性は24時間以上持続します。NVA237の活性成分は、呼吸器疾患以外の適応症で既に承認、上市されています。

慢性閉塞性肺疾患は肺の非可逆的な慢性閉塞を示し、先進国では主に喫煙に由来する疾患とされています。米国や欧州、日本などの主要市場での罹患率はおよそ4%と言われていますが、いまだ的確な診断がなされていないとの指摘もあります。米国では死亡数、有病数とも4位の疾患とされており、年間の医療コストは300億ドルを超えております。

慢性閉塞性肺疾患と喘息の患者を対象に行った、2つの予備的な試験で、NVA237の著明な気管支拡張作用と、1日1回投与に適した持続的な有効性が確認されました。健康人を対象とした第I相臨床試験では、NVA237の血中移行率は低く、吸収された薬剤は速やかに消失されることが確認されました。

この薬剤の有効性を高めるため、ベクチュラ社独自のPowderHale1®技術を用いて、最適な製剤が開発されました。PowderHale® により、肺への薬剤送達が効率的かつ安定的に行われるようになり、慢性閉塞性肺疾患の患者を対象に行われた前期第II相臨床試験では、気管支拡張作用において統計学的に優位な臨床的改善が32時間にわたってみられ、高い忍容性も示されました。

本開発品は、2005年4月にノバルティスAG(スイス)に全世界独占的開発・販売権をライセンス・アウトし、2006年6月に終了いたしました後期第II相臨床試験では、安全性および有効性が確認されました。ノバルティスは2011年にNVA237の承認申請を予定しています。

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