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AD 337は、現在他の適応症で上市されているラセミ体医薬品の、活性異性体(2種のアイソマー〔異性体〕から一方を選択したもの)です。セロトニン・ノルアドレナリン再取込阻害剤で、当社グループにおいては線維筋痛症候群の経口治療薬として開発中です。
線維筋痛症候群は、まだ十分に解明されていない疾患で原因も判明していませんが、米国においては、国際学会でその疾患の定義並びに診断法などが確定されつつあります。罹患率は全人口の2〜4%で、そのうちのおよそ8割が女性です。体中に痛みを感じ、倦怠感、朝のこわばり、睡眠障害、頭痛などの様々な症状を伴います。
AD 337は、疼痛モデルにおいて有効性を示し、この適応症に対しての有用性が示唆されました。2007年9月に終了した前期第II相臨床試験では、主要評価項目においてはプラセボとの統計学的有意差は認められませんでしたが、より早い時点では統計学的有意差が認められ、治験期間を通じて、有効性を示す一定の傾向が見られました。
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