QVA149について

QVA149は、2005年4月に当社グループがノバルティス社(スイス)に導出した長時間作用性ムスカリン拮抗薬(LAMA)のNVA237と、ノバルティス社独自の長時間作用性β2刺激薬(LABA)であるindacaterol(欧州、日本、米国を含む70ヵ国以上で承認済み)を固定用量で配合した、新規の慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療薬です。
NVA237(LAMA)とindacaterol(LABA)は共に1日1回吸入の気管支拡張剤ですが、肺の異なる受容体に作用するため、配合剤とすることでより優れた作用が期待されます。この疾患領域において初の1日1回投与型LAMA/LABA配合剤になるものと見込まれています。
2010年5月にノバルティス社がQVA149の第III相臨床試験を開始し、現在6本の第III相臨床試験において、約5,500名のCOPD患者を対象にQVA149の安全性、有効性および忍容性等を確認しています。
ノバルティス社は、QVA149の最初の上市を2013年に予定しています。
COPDについて
慢性閉塞性肺疾患とは、主に喫煙や大気汚染などにより誘発された肺気腫、慢性気管支炎、もしくはこの両方によって生じる持続的な気道の閉塞状態です。全世界のCOPD患者数は2億1000万人と推定されており、2020年までに死亡原因の第3位の疾患になると予想されています。
COPDの市場について
現在、COPD市場は約90億ドル(2008年)と見積もられていますが、COPDの認知度の高まりと、付加価値の高い医薬品の普及により、今後更なる拡大が見込まれ、2014年までに約110億ドルまで拡大すると推定されています。

















