SO-1105について

SO-1105(有効成:miconazole LauriadTM)は免疫機能の低下した患者等に発症する口腔咽頭カンジダ症を治療する口腔粘膜付着性の抗真菌剤です。同剤は、ビオアリヤンス社が開発し、2006年10月にフランスで初めて承認を取得して以来、現在欧州の26カ国、米国や韓国において承認されています。
当社は、2011年5月にSO-1105の日本における独占開発販売権を取得し、2012年3月に同剤の薬物動態および安全性を評価する国内第I相臨床試験を開始いたしました。
SO-1105は薬効成分を長時間持続放出する、国内初の口腔粘膜付着型ドラッグデリバリーシステムによる口腔咽頭カンジダ症治療薬として、患者さんの利便性を向上させる新たな治療選択肢となる可能性があります。
口腔咽頭カンジダ症について
口腔咽頭カンジダ症とは、真菌に属する主としてCandida albicans(カンジダ・アルビカンス)により引き起こされる口腔および咽頭内の炎症性粘膜疾患です。HIV感染等による免疫不全患者、糖尿病のような慢性的な疾病を患っている患者の間で多く見られる他、頭頚部がん患者の放射線治療中に最も多く発生する感染症です。症状としては、ひりひりする痛み、灼熱感、味覚異常等を伴い、偽膜性プラークや白斑、紅斑病変、口角炎等が見られます。適切な口腔咽頭カンジダ症の治療が行われなければ、症状が食道に広がり、全身合併症を来たす可能性があります。

















